社会人なら知って損は無い基礎知識 ~ 雇用保険の手当 ~
雇用保険は国の保険制度であり、強制保険です。
毎月の給与から保険料が引かれていると思いますが、
労働者にとってどのようなメリットがあるのでしょうか(゜レ゜)?
雇用保険の目的とは
失業した場合や雇用の継続が困難になった時に、生活や雇用の安定を図る為必要な給付を行うことです。
また、育児や介護などやむを得ない理由で休業しなければならない場合も給付を受けることができ、定年再雇用などで賃金が減った場合などにも継続して就労できるように給付を受けることができる制度です。
雇用保険の財源
雇用保険は国(厚生労働省)が管理運営を行い、その事務手続きや給付業務はハローワークが行います。
主な財源は被保険者と加入事業主から納められる保険料です。
また、国庫も一定の割合を負担して雇用保険の維持運営は行われています。
さまざまな保険給付
意外と知られていない、知らないと損する手当をご紹介します。
●技能習得手当
基本手当(失業保険)の受給資格者が再就職に向けてスキルアップを目指し、公共職業訓練を受ける時に支給されます。
技能習得手当には公共職業訓練の受講日数に応じて支給される「受講手当」と、通う旅費の「通所手当」があります。
●傷病手当
基本手当の受給資格者が求職の申し込みを行った後に、15日以上継続して怪我や病気のために就職することが困難な場合に支給されます。
●高年齢求職者給付金
高年齢継続被保険者が失業したときに支給されます。
離職前の雇用保険被保険者期間に応じて、30日分もしくは50日分に相当する金額が一時金で支給されます。
●就業促進定着手当
再就職手当を受給し、その再就職先に6ヶ月以上継続して雇用されていて、再就職後の給与が前職の給与に比べて一定の割合で低下している場合は就業促進定着手当の支給を受けることが出来ます。
●広域求職活動費
就職活動のうえで、ハローワークの紹介により遠方にある企業へ赴く際に、交通費や宿泊費が規定により支払われます。
このように、さまざまな形で生活を支えるのも雇用保険の役割です。
もちろんどれも手続きは必要になりますが、保険料を払っているからには受け取れる給付金は受け取りましょう。
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